コザクラインコのつがいをご検討されている方へ
コザクラインコをつがいにする最も簡単な方法は、生後１ケ月以内に性別鑑定したつがいにしたい２羽の雛を同じプラケースに入れて育てると、育てるだけでつがいになる可能性があります。ただし、生後３週間以内に巣上げして人が挿し餌で育てていることが必要です。生後１ケ月以上、親鳥が育てた雛は、あまり人に懐かず、つがいにできる可能性も低くなります。
２ 生後１ケ月～３ケ月未満のコザクラインコの時
生後１ケ月～３ケ月未満の挿し餌を卒業した２羽の中雛が２番目につがいにしやすいのですが、その場合、同じケージに入れて喧嘩をしないこと、お互いに口移しで餌を食べることが見極めのポイントとなります。
つがいにする方法は、１と同じですが、プラケースではなく、同じケージに入れて飼育します。また、１と同様に生後１ケ月以上、親鳥が育てた雛は、あまり人に懐かず、つがいにできる可能性も低くなります。
３ 生後３ケ月～１年くらいのコザクラインコの時
生後３ケ月を過ぎたコザクラインコは、繁殖期が来るまでつがいになる可能性が低くなります。ただし、生後３週間以内に巣上げして人が挿し餌で育てたよく慣れたコザクラインコであれば、つがいにしたい２羽だけで飼育すると、繁殖期を待たずにつがいになる可能性があります。つがいにする方法は、２と同じです。
４ 生後１年～２年未満のコザクラインコの時
生後１年を過ぎるとコザクラインコは初めての繁殖期を向かえます。この時期につがいにしたい２羽のコザクラインコは、２羽の相性が良ければつがいになります。コザクラインコの繁殖期は年に２回ありますので、２歳までに４回、つがいになるチャンスがあります。つがいにする方法は、２と同じです。
５ 生後２年を超えたコザクラインコの時
生後２年を超えたコザクラインコは、つがいになる可能性はかなり低く、また、生後３年を超えると無精卵が増えだし、繁殖力が下がり出すことを考慮すると、生後２年を超えたコザクラインコをつがいにすることはコザクラインコの生命力を下げることにも繋がる為、あまりお勧めできませんが、飼育環境によっては、生後３年くらいまでなら、つがいにすることが可能です。
