コザクラインコ日誌

コザクラインコの里親様募集・飼育・環境などの情報

2 コザクラインコ中雛の餌(生後1~5ケ月くらい)

 

 コザクラインコが中雛になり出すと、体が変態し始め飛ぶ準備が始まります。この時期のコザクラインコは、飛ぶために雛の時よりも食欲が減退し、体重が少しずつ減り始めます。中雛の時期のコザクラインコの餌は、コザクラインコを飼う中で最も複雑な組み合わせの餌となります。

中雛第1段階での餌

 コザクラインコの雛が中雛になると、餌の好みが変わり出し、今まで食べていた挿し餌をあまり食べなくなり出すため、栄養不足にならないようにケージに撒き餌を常駐させます。また、撒き餌を食べると喉が渇くため、水も与えるようにします。撒き餌として、最初に粒子が極小で栄養価が高いシードやペレット等を与えます。


   
  



また、雛の時と比べると食べる量が減ることから、雛の時から摂取していた同等の栄養を摂取できる様に飲み水にネクトンSを入れます。



中雛第2段階での餌

 コザクラインコの中雛が好んで極小なシードやペレットを食べるようになりだすと、挿し餌は殆ど食べなくなります。そこで、極小よりは少し大きい粟穂やペレットなどの撒き餌を追加して常駐させます。また、飲み水にもネクトンSを入れて栄養分やバランスを保つようにします。

      


中雛第3段階での餌

 コザクラインコが生後3ケ月くらいになると、飛べるようになり運動量が増えて食欲が旺盛になりだします。

この時期に与える餌は、小さな粒子のシードとペレット(栄養価が高い中雛用)を与え、飲み水は水道水を与えます。餌の割合は、シード:繁殖期用のペレット=3:7くらいにします。餌の量は、個体差がありますが、1日に、およそ15gくらい与えます。