コザクラインコ日誌

コザクラインコの里親様募集・飼育・環境などの情報

コザクラインコの病気について

 現在、インコの病気には、不治の病とされる3種類の難病のPBFD・BFD・クラミジアのウイルス感染症と、完治するが幼鳥時に感染し、そのまま放置すると生命の危機に関わるメガバクテリア症の合計4種類の危険な病気が蔓延しています。

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PBFD・BFDはDNA検査後、陽性が確認された場合、現時点では鳥にインターフェロンを飲ませて免疫力を高める治療により、ごく稀に症状が一時的に治まって陰転することもありますが、鳥の体内からウイルスを追い出すことができないため、完治(陰性)することはなく、多くの場合、ウイルス感染症の発病後、1年以内に落鳥します。

これらのウイルスは鳥の羽根、嘴の細胞に寄生していたりすることもあり、感染力も強く、同じ環境にいる他の鳥に短期間に感染するため、DNA検査後、陽性確認がされた鳥がいる場合、同じ環境にいる全鳥の検査と飼育環境の全面改善が必要であり、鳥が一度ウイルス感染すると生涯ウイルスをキャリーし続けるため、ウイルスをキャリーした鳥は、生涯、健康な鳥から完全隔離する必要があります。
クラミジアウイルスも同様ですが、ごく稀に薬によって完治(陰性)することがあります。
メガバクテリアも同様ですが、
メガバクテリア症は、薬によって完治(陰性)します。

これらからも、お迎えするコザクラインコの健全な健康状態を確保して飼育するには、次のような3種類の病気の検査を必要とします。

1 親鳥の4つの感染症の検査確認
2 お迎えするコザクラインコの4つの感染症の検査確認
3 先住の鳥、およびその他のペットの感染症の検査確認

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